今回はベナンのベジタリアンレストランにやってきました~。
今回、お邪魔したお店はこちら『Loving Hut』というレストランです。

中に入ると店内には、ベジタリアン向けの情報がずらり。
ガンジーやマイケルジャクソンもベジタリアンだったんですね~。

*ググってみるとマイケルジャクソン、お魚は食べていたそうですね
他にもこういったベジタリアンを啓発するポスターも

実をいうとぼくもベジタリアンだったことがあります。
サラリーマン時代にこの一流の人はなぜそこまで、コンディションにこだわるのか? 一流のこだわりシリーズを読んで、お肉は消化に時間がかかり、その分胃腸に負担がかかると知りました。
パフォーマンスを高めるためだ!と、お肉を一切口にしませんでした。
体調的には、まあまあ調子よかったのですが、糖質制限と1日1食生活もやっていたので、自然と食べられるものが限られて、いつも同じものを食べていた記憶があります。
半年ぐらいたった後、このマンガで分かる肉体改造 糖質制限&肉食主義編 (ヤングキングコミックス)を読んで、ベジタリアンやめちゃいました。
影響されやすいですねw
そうこうしているうちに、定員さんがやってきました。









この日もフランス人らしき女性のお客さんがいました。
オーナーはベナン人で、隣にあるベジタリアン向けのショップのオーナーでもあるようです。

コチラがメニュー!

サラダはもちろんのこと、ハンバーガーやピザなどのファーストフードもありました。
値段は、、庶民の食事の2~3倍はするけど、外国人向けのレストランに比べると安いかな~ってかんじ。
まあ、お肉を使ってないので当然かもしれませんが。。。
今回は頼んでませんが、きれいに盛り付けされたサラダや

肉野菜炒め風のメニューもあるみたいです、もちろんお肉は一切使用していません!

今回注文したのはこちら!

ハンバーガー!
早速いただいてみましょう。思いっきりがぶっと!

いや~、これはうまい!!!
見た目も食感も味もお肉そのもの。
実際は、グルテンを主原料とした加工品、グルテンミートです。
「これお肉だよ」と出されても、わからないんじゃないかというレベルです。
お肉独特の臭みもないし。ただ、後味が若干、豆っぽいかな~という感じ。でも、ほとんど気になりません。

お肉の他に、レタス、玉ねぎ、にんじんが入っていて、ケチャップにチリソースを加えたものが味つけのベース。
これで日本円にすると約200円はお手頃価格ではないでしょうか。
このお店はドリンクにもこだわりがあります。
ベナン定番のパイナップルジュースやタマリンドのジュースなど。
タマリンドは東南アジアやインドでも飲食されているスーパーフードです。
今回注文したのは、これもベナンの定番、
バオバブのジュース!

星の王子様にもでてきたバオバブ。その実をジュースにしたものです。
栄養価が大変高く、庶民の間でも人気があるジュースです。
味は、干し柿に酸味を足したような味かな~。
味が強めなので、少し飲みづらいけど、どこかなつかしさもあるといったかんじ。
ここまでレストランやメニューを書いてきましたが、気になるのはベナンでどれだけ需要があるかということ。
Anicetくんによると1日の客数は約20人。週末になると30人ぐらいになるそうです。
ベナンにどのくらいのベジタリアンがいるのかどうかはわかりませんが、別のベジタリアンレストランで出会った彼らみんなベジタリアンでした。

ベジタリアンになった理由を聞いてみると、お肉に対するアレルギーがあるとわかった方や宗教の勉強を進めていくうちに殺生がよくないことに気づいた方など、理由はさまざま。。
ベナンでは都市部を中心に、経済発展に伴い、確実に中間層が増加しています。
食べ物や環境に対して意識が高い消費者が増えているのも事実です。
今後も人口増加が続くベナン、さらに食にお金と時間をかけられるようになる中間層が増えることによって、潜在的ベジタリアンも巻き込みながら、今後もこの市場、拡大していくのではないでしょうか。
ではでは~
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綿貫大地
1983年生まれ。千葉県成田市出身。
大学在学中にザンビアで半年間ボランティアをするNGOのプログラムに参加。
埼玉大学経済学部卒業後、サセックス大学開発学研究所(IDS)で開発学修士号取得。
大手商用車メーカーにて3年半勤務したのち、大阪の化学メーカーに2年半勤務。
2017年10月から2019年9月まで西アフリカのベナンで、青年海外協力隊隊員として活動。
JICA SHEPプロジェクトを用い、野菜農家グループの収入向上に貢献。
2019年10月からベナンの飲食店経営に従事し、現在はベナンの農業関連会社の起業準備中。
”だれもが志を持って生ける世界の創造”というビジョンを胸に日々活動中。