みなさん、西アフリカのベナンでJICA海外協力隊員として活動しております、だいちです。
久しぶりの投稿になってしまいましたね~。。。
先日、任地で映画上映会を開催したので、それを記事にしたいと思います。
当日の様子をお伝えする前に、なぜ映画上映会を開くことになったのか、そこから綴っていきます。
World Theater Project 教来石小織さんとの出会い
時は、2019年の2月。
弟の結婚式に出席するために日本へ一時帰国しました。
意識高い系の私は(w)、『せっかくだからタイミングが合えば、国際協力系のイベントに参加しようかな~』と考えていました。
アフリカに片思いをしながら、必死な思いで、サラリーマンをしていた頃。
どこかでアフリカに繋がっていたいという欲を満たすため、毎週末何かしらのイベントに参加していた時期がありました。
いちおう、アフリカは経験済みだし、大学院で開発学も学んだ。
こういったイベントに参加した際は必ず、
自分の中のアツい想いは全く変わっていない、
『やっぱり自分は将来アフリカでやっていけるんだ!』、という想いと
『自分はいつになったら、”あっち側”(登壇者側)にいけるんだろう』、という彼らに対する圧倒的な差を前に、暗い絶望感とどうしようもない焦燥感を味わいながら帰路についたものです。
いきなり話がそれて、しかも重い話ですいませんw
話を戻します。
一時帰国中に何か参加できるものは?と探していた中、下記イベントを発見しました。

元々、World Theater Project(以下WTP)という団体は知っていて、協力隊参加前にもイベントに参加しようと思っていました。
ただ、日程が合わず結局行けずじまい。
映画が大好きで国際協力を生業にしていこう、という自分にはとても気になる団体でした。
トークショー自体も素晴らしく、WTP代表の教来石小織さんの人柄にも惹かれた私は、懇親会の席で、”ベナンでも映画上映会を開催します!”と啖呵を切ってしまったんですね~w

その後、打ち合わせも兼ねて、英治出版の上村さんと大学院同期のまきさんと一緒にお食事もさせていただきました。

その際には、小織さんにプライベートなことまでいろいろ相談に乗っていただいて、本当に精神的に助けられましたw
映画上映会 準備①
落ち着いたらやろうやろうと思いながら、任期が終わろうとしている8月中旬。
やっと、準備に向けて動き出しました。
正直に告白しますが、私は根っからのサボり屋。直前になるまでやらない、やれない。
今回も腰を据えて取り組んだのは1週間前から。
本業のボランティア活動以外にも、いろんなことをやっているとはいえ、もっと早く動けたかな〜と思います。
一方で、直前にマッハのスピードで準備したからこそ、いらないものは削ぎ落とし最も効率的なやり方で進められたんだ、とも思ってしまう。
これだから”直前までやらない病”が治らない。。
しかも、サボり屋に加え、段階を踏まえて自分が納得しながらでないと前に進めない性格。
だから、さらにタチが悪い。
今回準備するにあたって、自分が洗い出したタスクが下記の通り。
①小織さんの連載記事を読む
②WTPの記事を読む
③小織さんとの電話会議
④会場アポ取り
⑤当日配布するお土産用意
小織さんの記事は、英治出版オンラインで連載されている『映画で貧困は救えるのか』
https://eijionline.com/n/n0c2b7cc35d70
どの記事もとてもおもしろく、小織さんの人柄も随所に垣間見れ、名言連発のおすすめ連載記事です。
WTPホームページに記載されている記事も読み、他国で映画上映会がどのような流れで行われているのか、確認しました。
そして、小織さんと久しぶりの電話。
関係ないことも話してましたが、事前に用意していた質問の回答ももらえ、いよいよ本格的になってきました。
会場は、近所の小学校の教室にすることに。

当日のお土産は、一緒に活動している野菜グループのメンバーからのアドバイスで、サンドウィッチにしました。
そんなこんなで、徐々に当日が近づいてきました。
長くなったので、続きは次記事で~
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綿貫大地
1983年生まれ。千葉県成田市出身。
大学在学中にザンビアで半年間ボランティアをするNGOのプログラムに参加。
埼玉大学経済学部卒業後、サセックス大学開発学研究所(IDS)で開発学修士号取得。
大手商用車メーカーにて3年半勤務したのち、大阪の化学メーカーに2年半勤務。
2017年10月から2019年9月まで西アフリカのベナンで、青年海外協力隊隊員として活動。
JICA SHEPプロジェクトを用い、野菜農家グループの収入向上に貢献。
2019年10月からベナンの飲食店経営に従事し、現在はベナンの農業関連会社の起業準備中。
”だれもが志を持って生ける世界の創造”というビジョンを胸に日々活動中。
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