本記事から(やっと?w)活動のことを紹介していきたいと思います。
アフリカ行ったらしいけど、そこで一体何やってるの?と思っていた方もいるかもしれません。
具体的活動の説明の前に、青年海外協力隊の”職種”、そして私の職種である”コミュニティ開発”について説明させてください。
詳細はJICAのサイトに記載されていますが、青年海外協力隊には120以上の職種があり、応募者は職種を一つに絞ります。その職種の中で、要請内容を確認した上で、第3希望まで選択して応募します。
主な職種としては、以下の通り。
- コミュニティ開発
- 青少年活動
- 野菜栽培
- 家畜飼育
- 観光
- 環境教育
- 日本語教育
- 小学校教育
- 看護師
- 助産師
- 柔道・野球・サッカーなどのスポーツ
- コンピュータ技術
- PCインストラクター
その中でも私が選択したのが”コミュニティ開発”という職種。JICAのサイトで確認してみると、
コミュニティ開発は、地域に住む人々とともに、住民が望む生活向上や地域の活性化に寄与することを目的としています。
少し抽象的ですね。要は、コミュニティ開発隊員は何でも屋ということです。農業系・医療系・教育系などざっくりした分野が決まってはいますが、その分野に縛られるわけではありませんし、応募の際にその分野の高度な専門性が求められることもあまりないと言っていいでしょう。
コミュニティ開発隊員の派遣前研修で紹介された活動モデルが、
フィールド調査⇒ワークショップ開催⇒住民組織化⇒アクションプラン作成⇒モデルプロジェクト実行
他の職種との違いは、フィールド調査から始まるということ。他の職種は(程度の差こそあれ)、ある程度やるべきことが決まっています。しかし、コミュニティ開発の場合はそれぞれの隊員が仕事を見つけていくイメージです。
私がコミュニティ開発を選択した理由は、
なんでも挑戦できるということ
もちろん、住民のニーズありき・持続可能性・自分自身が興味あり・ボランティアができること、といった条件や考慮すべき点はありますが、必要性があれば何でも挑戦できるのがコミュニティ開発です。自分の信念に基づいて、それが住民にとって、または地域にとってポジティブな影響を与えられると思ったことなら何をやってもいいと解釈しています。
ベナンに来て約3か月、研修が終わり任地に来てから約2か月。市場調査と人間関係作りを中心に活動をしてきました。その中で、今後の活動の方向性が見えてきました。
- 農家生活改善
- 落花生加工グループ支援
- 養殖事業普及
この3本柱で行こうと思います。詳細はまた別の記事で。
それじゃあまた~☆
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1983年生まれ。千葉県成田市出身。
大学在学中にザンビアで半年間ボランティアをするNGOのプログラムに参加。
埼玉大学経済学部卒業後、英国サセックス大学開発学研究所(IDS)にて開発学修士号取得。
大手商用車メーカーにて3年半勤務したのち、大阪の化学メーカーに2年半勤務。
2017年10月から2019年9月まで西アフリカのベナンで、青年海外協力隊隊員として活動。
JICA SHEPプロジェクトを用い、野菜農家グループの収入向上に貢献。
ベナンの飲食店経営に従事した後、現在はベナンの農業関連会社の起業準備中。
”だれもが志を持って生ける世界の創造する”というビジョンを胸に日々活動中。
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